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2013.12.24 (Tue)

日本色

605 :おさかなくわえた名無しさん:2007/11/29(木) 13:31:07 ID:HdMyfgpD

「今、クリスマスツリーの飾り付けをしてるんです。短冊を飾るんですよ。お願いごとの。
子どもたちがしようよって言うから。
よければ皆さんもお願いごとを書きませんか?

一日から門の横で短冊を配ってますよ。配ってるというか、置いてるだけですけど。
あ、それとここって門松は売ってますか?予約します。どうせなら大きいのがいいです。

いいんですよー、僕の私物を道に置いておくってことで。
神様もお怒りになりませんよ、たぶんですけど。

お正月はね、佐藤さん(仮名・神主)がおみくじを引きにこいって言うんですよ。大吉引いてきます。大吉。根性で。
イースターで当たりを引かれましたからね、仕返しです。

お神酒も配ってくれるって言うんですよ。
うちもクリスマスに何か温かいものを配りましょうかね。

お正月といえば、このお店は破魔矢と熊手と、どっちを飾ってます?
僕は破魔矢にしようかなと思うんですけど、迷ってるんですよ。

やっぱり教会ですしね。
熊手は違和感ありすぎますよね。

じゃあお世話様でしたー」

と、うちの花屋の常連の神父が語っていった。


すっかり日本に染まったな、神父。
初期は布教しようと頑張ってたのに、逆に洗脳されておる。



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2012.08.11 (Sat)

日本で体験した梅雨と傘

ナショナルジオグラフィック協会のペルー調査隊のリーダーを務めた探検家カリンミュラーは、ドキュメンタリー映画の制作で日本に長期滞在し鳥取県で1本の傘を巡る忘れがたい体験をした。

梅雨のある日。民宿の女主人が親切に紫色の大きな和傘を持っていくようにすすめてくれた。
重い撮影機を持ち運ぶので、かさばる傘は正直なところ迷惑だった。
断り切れずに受け取ったが粗大ゴミになるので捨てられない。
そこで移動中の電車の中に“置き忘れる”ことにした。

最初に乗った電車に傘を残して降りようとすると後ろから呼び止められた。
振りかえると乗客たちが傘を手渡しリレーで彼女に返してくれたのだ。

次に乗ったのは新幹線。
隣の席のおばさんが傘をほれぼれと眺めしきりにほめるため、“置き忘れ”は不成功。

その後ローカル線に乗り換えたミュラーは、駅に着くなり傘を網棚に置いたまま隣のホームへ一目散に駆け出した。
ほっとしたのもつかの間、学生服の少年が、こちらに向かって傘を振り大声で叫んでいるではないか!
電車が入ってくると、少年は猛然とこちらのホームへ駆け上がり呆然とする彼女に傘を渡して走り去った。

最後に乗った電車を降りると、外は雨。
傘をさして歩き始めたミュラーは紫色の傘がすっかり気に入っていた。


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